子宮頸癌化学療法時のCINV予防としてのPalonosetron、Dexamethasone併用療法の臨床第Ⅱ相試験

【婦人科腫瘍研究】

概要

子宮頸癌の主治療は手術もしくは放射線治療ですが、腫瘍の縮小もしくは再発予防を目的に化学療法を併用することが増えています。化学療法に伴う悪心・嘔吐には1~2時間後からおきる急性のものと、1~2日後から出てくる遅発性のものがあり、現在汎用されている制吐薬は急性のものを抑える効果は高いものの、遅発性の効果は認められていません。この研究は急性から遅発性までの悪心・嘔吐の出現をおさえることを目的としてPalonosetronとDexamethasoneを併用した制吐治療の安全性を検証する臨床介入研究です。

対象

20歳以上の子宮頸癌と診断され化学療法を受ける患者さん。

詳細

本研究の情報の公開は大学病院医療情報ネットワーク(UMIN)に開設されたホームページで行われます。

UMIN-CTR 臨床試験登録情報
試験名:子宮頸癌化学療法時のCINV予防としてのPalonosetron、Dexamethasone併用療法の臨床第Ⅱ相試験

京都大学医学部婦人科学産科学教室