外来のご案内
外来受診について
京都大学医学部附属病院外来受診される方
京大病院での診療が初めての方 (新来)

- 外来棟1階で新来用の「診療申込書」に必要事項を記入し、受付窓口 (2番)にお越しください。
- 保険証、あれば紹介状をお渡しください。
- 3階産科婦人科外来受付 (CDコーナー)にお越しください。問診表をお渡ししますので、記入して受付にご提出ください。お呼びするまで外待合室でお待ちください。
- 体重・血圧測定、尿検査をしていただきます。
- 318B産科外来で診察します。
京大病院を受診したことがあり、予約のない方(再来)
- 外来棟1階で再来用の「診療申込書」に必要事項を記入し、受付窓口(4番)にお越しください。保険証、あれば紹介状をお渡しください。
- 3階産科婦人科外来受付 (CDコーナー)にお越しください。お呼びするまで外待合室でお待ちください
※前回産科婦人科受診 (または入院)より6ヶ月以上経っている場合は、新来3~6と同様になります。
※診療予約のない方の受付時間は午前8時30分~11時までです。
診療予約のある方
- 外来棟1階の自動再来受付機に診察券を通してください。
- 3階産科婦人科外来の外待合室でお呼びするまでお待ちください。
呼び出し用PHS受信機について
呼び出し用PHS受信機は受付窓口でお渡しするか、自動再来受付機から出てきます。呼び出し用PHS受信機の画面には受診される診療科と各種ご案内が表示されます。
予約について
診察は予約のある方を優先しています。前回産科婦人科受診 (または入院)より6ヶ月以内の場合は予約センターでの予約が可能です。予約なく来院された場合は待ち時間が長くなる場合もありますのでご了承ください。なお予約のある場合も患者さんの病状などにより、診察予定時間を過ぎる場合もありますので、ご理解のほどお願いいたします。
予約センター:075-751-4891
受付時間は午前9時~午後5時 (土日、祝祭日、年始年末を除く)
土日、祝祭日、年始年末を除く前日までにお願いします。
ご精算について
診察終了後は、外来棟1階会計受付窓口 (5番)に紫色の会計カード、妊婦健康診査受診票、あれば薬の処方箋をお渡しください。5番窓口または医療費自動精算機、カード専用精算機でお支払いください。領収書に次回の予約の日時が記載されています (次回予約がある場合のみ)。
妊婦健診・外来診療
妊婦健診・1ヶ月健診

318号産科外来で行っています。健診の際には必ず母子健康手帳をお持ち下さい (妊娠を確認後にお渡しする妊娠届を各市町村窓口に持参し、母子健康手帳の交付を受けてください) 産科外来では病棟助産師が診察介助につきますので、ご質問等あればご遠慮なくお申し出ください。
産科婦人科外来受付 (外来棟3階CDコーナー)
電話番号:075-751-3111
受付時間は午前8時30分~午後5時 (土日、祝祭日、年始年末を除く)
妊婦健診
妊娠23週まで | 4週間に1回 |
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妊娠24~35週まで | 2週間に1回 |
妊娠36~39週まで | 1週間に1回 |
妊娠40週以降 | 1週間に2回 |
毎回チェックする項目
お母さんについて | 体重、血圧、尿検査 (蛋白・糖)、腹囲、子宮底長、浮腫 (むくみ)の有無出血・破水・帯下 (おりもの)の有無、子宮口の開大子宮頚管の長さなど |
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赤ちゃんについて | 胎児心拍の確認、発育状態、胎盤の位置、赤ちゃんの位置 (頭位か逆子か)、羊水の量など |
妊婦健診期間中に検査する項目
妊娠10~12週頃 | 子宮がん検診 初期採血 (血液型、感染症【梅毒・B型肝炎・C型肝炎・HIV・HTLV1】、風疹抗体価、血液一般【貧血、血糖】など) |
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妊娠28週頃 | 胎児心拍の確認、発育状態、胎盤の位置、赤ちゃんの位置(頭位か逆子か)、羊水の量など |
妊娠35~36週頃 | 腟培養検査 (おりもの【カンジダ、B群溶連菌 (GBS)】) 後期採血 (血液一般【貧血、凝固系など】) |
妊娠36週以降 | NST (ノンストレステスト) |
※あくまで目安となります。個人差により異なる場合がございます。
妊婦健康診査受診票について
各市町村によって異なりますので、各市町村窓口・外来会計窓口でお確かめください。
当院で里帰り分娩をご希望の方
妊娠15~16週までに一度受診してください。
その際、他院からの紹介状、検査データ等をお持ちの方は持参ください。
分娩予約やマザークラスの参加希望の有無を確認致します。
妊娠経過が特に問題なければ妊娠34~35週までに里帰りし、受診してください。
1ヶ月健診
赤ちゃんとお母さんの1ヶ月健診は入院中に予約、または予約センターへの電話予約となります。
赤ちゃんの小児科診察ののち、お母さんの産科外来診察となりますので、赤ちゃんの予約時間にあわせて来院してください。
ママベビー相談室
妊娠から産後までのトータルケア

年間のべ1,000人以上が利用している「ママベビー相談室」。ご主人の立ち会い分娩をはじめどんなお産がしたいのか、妊娠中に助産師がお一人おひとりの希望を「バースプラン」として伺います。そのプランに沿って、妊娠・出産がよりよい良い経験となるよう、適切なアドバイスをします。
また、産後1ヶ月健診までの母乳育児や赤ちゃんのこと、ご家族と一緒の相談も受け付けています。
助産師ケア外来

女性や赤ちゃんに寄り添い、心や身体を整えるお手伝いをしています。
相談内容 | 乳房ケア、育児相談、妊娠中の相談及び指導、不妊相談、グリーフケア、インファントマッサージ、断乳相談など |
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日 時 | 完全予約制 ※お電話でご相談ください(075-751-3281 中病棟2階) |
場 所 | 外来棟3階 産婦人科 女性のこころとからだの相談室 |
料 金 | 有料 例:育児相談30分…2,160円 乳房マッサージ…3,240円 |
妊孕(にんよう)外来・体外受精説明会

ご夫婦で妊娠を希望されている方へ。京大病院の妊孕外来では、診察時に助産師が付き添います。心配事など、お気軽にご相談ください。
また、当院で体外受精を希望される方を対象に、「妊娠のしくみは?体外受精ってなに?」というみなさんの疑問を解決するため、不妊カウンセラーの資格を有する助産師等が、丁寧でわかりやすい説明会を個別に開催しています。ご家族も一緒に参加していただけます。
妊娠と薬外来
妊娠と薬外来について
2025年4月より当院が厚生労働省事業である「妊娠と薬情報センター」の拠点病院になりました。
「持病があり、普段からお薬を使っているけれど、このお薬は赤ちゃんに影響はないの?」
「妊娠していると知らずに薬を使ってしまったけれど、赤ちゃんは大丈夫?」
「薬を飲んでいても、赤ちゃんに母乳をあげてもいいの?」
「お父さんが薬を飲んでいる場合、赤ちゃんへの影響はあるの?」
このような悩みをお持ちの方に、科学的に検証された最新の医薬品情報をもとに、薬剤師がご説明します。
外来日や費用
外来日:毎週水曜日(祝日は除く)
時間:8:30から17:15まで(相談時間:約30分~60分)※要予約
費用:1回あたり11,000円(自費診療、税込)※京都府在住の方は費用の一部(7,700円)の補助があります。
場所:京都大学医学部附属病院 中病棟2階 産科病棟面談室
申込から予約、相談までの流れ
- 相談希望の方は、当院の外来予約を取る前に、妊娠と薬情報センターWeb問診票システムからの申し込みが必要になります。※事務手数料として1,100円(税込)が必要となります。
クレジットカード決済のみとなりますので、クレジットカードをお持ちでない方は、妊娠と薬情報センターまでお問い合わせください。 - 妊娠と薬情報センターのWeb問診票システムでアカウントを作成し、問診票に必要事項を入力してください。相談を希望する拠点病院は「京都大学医学部附属病院」を選択してください。
※詳細な流れは、妊娠と薬情報センターのホームページをご参照ください。 - 妊娠と薬情報センターからのメールお待ちください。
- 妊娠と薬情報センターからのメールを確認後、ninshintokusuri@kuhp.kyoto-u.ac.jpにメールをください。当院と相談者の間で予約日時を決めます。
当日の流れ
- 相談希望の方は、予約時間の15分前までに京都大学医学部附属病院外来受付にお越しいただき、受付をしてください。※当院の診察券(お持ちの方のみ)をお持ちください。
- 受付を済ませましたら京都大学医学部附属病院 中病棟2階 産科病棟 診察室(面談室)にお越しください。場所がわからない場合はninshintokusuri@kuhp.kyoto-u.ac.jpにご連絡ください。
- 薬剤師がご相談に対応いたします。
- 相談終了後、会計をしていただいて終了です。
お問い合わせ
ご不明な点があれば下記までお問い合わせください。また、キャンセルや変更を希望される場合も下記へご連絡をお願いいたします。
国立成育研究センター内「妊娠と薬情報センター」
電話:03-5494-7845
受付時間:月曜から金曜(祝日を除く)10:00~12:00、13:00~16:00
注意事項
※妊娠中・妊娠を希望される女性ご本人からのお申込みのみお受けしております。ご家族や、男性からのお申込みは承れませんのでご注意ください。
※電話のみでの相談には対応しておりません。
※予約当日、ご都合が悪くなられた場合はninshintokusuri@kuhp.kyoto-u.ac.jp
必ずご連絡ください。
NIPT(新型出生前診断)について
当院は、日本医学会の出生前検査認証制度等運営委員会にNIPTの基幹施設として認証されており、NIPTを受けていただくことが可能です。
NIPTは非侵襲性出生前遺伝学的検査のことで、妊婦さんから採血を行って、DNA断片を分析することで胎児の遺伝学的な病気があるかどうかを調べる検査です。認証施設では、現時点で検査精度が十分検証されている13トリソミー、18トリソミー、21トリソミー(ダウン症)を検査対象としています。
詳しくは出生前検査認証制度等運営委員会のHPをご覧ください。
一緒に考えよう、お腹の赤ちゃんの検査|出生前検査認証制度等運営委員会
当院かかりつけの妊婦さんで、NIPTを希望する方や受けるかどうか迷っている方は、遺伝出生前診断外来を受診いたきます。遺伝出生前診断外来では約1時間かけて丁寧なカウンセリングを行います。その上で、NIPTを希望する場合には、当日の採血が可能です。結果は約2週間後に遺伝出生前診断外来(再診)でお伝えいたします。
NIPT検査時期は妊娠10週~16週までをお勧めしています。
遺伝出生前診断外来日
予約が埋まる場合もありますので、早めにご予約ください。
火曜日 | ①10:30 ②13:00 |
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木曜日(第2、4週のみ) | ①9:00 ②10:30 |
金曜日 | ①9:00 ②10:30 |
予約方法
妊婦健診の際に担当医にお申し出ください。その後、予約担当者から電話で連絡いたします。
費用(すべて自費診療になります)
出生前診断外来(初診) | 10,780円(1時間のカウンセリング料) |
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出生前診断外来(再診) | 2,750円/15分 |
NIPT | 95,370円 |
NIPTが陽性の場合、確定診断のためには羊水検査が必要になります。その際の羊水検査費用はかかりませんが、日帰り入院費及や処置代として別途10万円ほどかかります。
当院かかりつけではない妊婦さんは、原則受け付けておりません。
当院かかりつけではない妊婦さんで、NIPTをご希望の場合には、その他の認証施設にお問い合わせください。
NIPT(新型出生前検査、非侵襲性出生前遺伝学的検査)認証医療機関・認証検査分析機関一覧 | 出生前検査認証制度等運営委員会