婦人科悪性腫瘍全般の病態解明・新たな治療戦略確立を目指し、基礎研究および個別化治療を目指したトランスレーショナル研究を行っています。特に腫瘍免疫の研究や網羅的遺伝子解析を用いた研究に力を入れています。

周産期研究室では妊娠高血圧症候群、および前期破水・早産の発症のメカニズムの解明、ならびにその治療法の開発につき、臨床データを基にした分子生物学的アプローチで日々研究に取り組んでいます。

生殖生理において重要な現象である排卵・着床・胎盤形成の分子生物学的見地からの解明や、不妊症の主な原因となる子宮内膜症の発生機序の解明を目指し、様々な手法を用いた基礎研究を行っています。

女性のメンタルヘルスに大きな影響を与える月経前症候群（PMS; premenstrual syndrome）の「見える化」を目指し、セルフケアを促進する症状記録アプリの開発などに取り組んでいます。