生殖医学研究室

研究内容

難治性の不妊、子宮内膜症合併や内科的合併症を持つ患者さんが多く、個々の病態に応じて、腹腔鏡手術を含む手術療法や、タイミング療法から顕微授精を含めた体外受精-胚移植まで、段階的な不妊治療を行っています。

さらに、着床不全を原因とする難治性不妊症に対しては、独自の基礎研究より確立した自己末梢血リンパ球(PBMC)を用いた免疫治療も(2017年2月からは再生医療法申請・許可(再生医療等提供機関)のもと、厳密な管理のうえ)行っています。また、近年、若年がん患者に対する治療寛解後の妊孕(にんよう)性温存への配慮という視点から、「がん・生殖医療 (oncofertility)」が注目を集めています。

私たちは、原疾患の治療が最優先であることを前提に、将来妊娠する可能性を残すことを目的として、2017年6月に京都府内の関係診療科のがん治療専門医と連携して、京都・がんと生殖医療ネットワーク(KOF-net)を立ち上げ、卵子凍結・卵巣組織凍結を含む様々な方法でがん・生殖医療を実践しています。

京都大学医学部婦人科学産科学教室