教室員による活動報告

小椋淳平

ゆるふわ大学院生活3年目

京都大学医学部 婦人科学産科学 大学院生

小椋淳平

研究生活

大学院腫瘍学研究室3年目の小椋と申します。 記念すべき第1号原稿を仰せつかりました。 大学院生となって早3年が経過しました。現在私は脂肪酸が悪性腫瘍に与える影響について、培養した腫瘍細胞や動物実験を用いた基礎的な実験を中心に研究しています。 思ってもみなかった実験結果がでて、大きくテーマの方針転換をするなど基礎研究の醍醐味を堪能しています。一方で腫瘍研全体でみると、最近は公共の遺伝データや実臨床データを用いた解析(東山先生の研究が産科婦人科学会でJSOG congress award受賞しました!)やAIを用いた研究テーマが多くなってきており、私のようにピペット操作を生業とする大学院生が少なくなっているのが少し寂しいところです。とはいえ、実験設備が待ち時間なく自由に使える、という点では大変恵まれた環境といえます。 研究と関係あるなし含めいろいろなことに興味関心が移ろってしまう性格であるため、最近はなかなか遅々として自分の研究が進まないところが目下の悩みではありますが、温かく指導してくださる先生や周囲の大学院生の方々の助けを借りながら、毎日楽しく過ごしています。 脂肪酸と悪性腫瘍の関係について聞きたいと思った方、どしどしお声掛けください!

2022/12/06

京都大学医学部婦人科学産科学教室